毎週開催加工品ファスティング

加工品ファスティングとは?

➡️毎週土曜日の24時間実施中のプロジェクトです❣️

➡️量や食事回数に制限無し。

◎この日食べる食品◎

野菜、芋、果物、豆ナッツ、種、豆、キノコ、ハーブ、スパイス、発酵食品などから

お好みで。甘いものが食べたい場合ドライフルーツは可能。

◎この日避ける食品◎

加工品(つまり全ての動物性食品&発酵食品以外の植物性加工品)菓子、酒、市販のソースやドレッシングなど加工された調味料、オイル、穀物。

穀物は体に悪い食品ではなく日常的には取り入れるべきものですが、多くは外皮を剥がした加工品です。このプロジェクトでは1kcalあたりの微量栄養素量が非常に多い上記の植物をたっぷり食べることで、普段不足しがちなビタミン、ミネラル、ファイトケミカル、食物繊維を得る事を目的とします。

体に酸性の影響を与え、少量で満腹になりやすい穀物は24時間だけお休みにする考えです。

豆、種、ナッツは酸性の影響を与える食品ですが上記栄養素を豊富に含むことに加え、

野菜や果物には少ないタンパク質、脂質も豊富なので満腹感とバランスを維持する為に取り入れます。

低糖質ダイエットや炭水化物抜きダイエットではありません、むしろその反対。

なぜなら植物=主に炭水化物(糖質、食物繊維&水)だからです。

炭水化物はごはんやパンや麺だけに含まれるものではありません。

それは植物によって作られる栄養素で、人にとって最も利用しやすいエネルギー源であり

未加工の植物を炭水化物源とする場合は食物繊維とセットで摂り入れることができます。

種豆ナッツからはタンパク質や脂質を摂取できますので

三大栄養素のバランスは乱れません。

そして、量や食事回数に制限はありません👍


なんでそんなに食物繊維が大事?

身体をあらゆる汚染物質や発癌性物質、ウィルス、病原菌、から守ってくれくれる

短鎖脂肪酸を提供し、腸内にバリアをつくってくれる最強の腸内フローラは、

植物に含まれる水溶性食物繊維

レジスタントスターチ(芋や穀物を炊いて冷やしたときにできる消化しにくいデンプン)、オメガ3脂肪酸をエネルギー源にして増殖します!

私たち自身の細胞の数より多く存在するこれらの微生物は、

うまく養えば私たちの健康に非常に大きく貢献してくれます。

これらの有用な微生物が減ると、その他の微生物(悪いバクテリア、アルキア、イースト、寄生虫、大腸菌など)が増え、良いバクテリアが腸の細胞を覆う保護膜のように形成していたバリアに隙間ができて、腸の表面が露出するディスバイオシスという現象が起こります。

するとそこを通る食べ物は吸収されるべきものも、排泄されるべきものも、悪いバクテリアによって作られる毒素も、発癌性物質も、どんなものでも見境なく腸管に浸透しやすくなり、いわゆるリーキーガットと呼ばれる状態になります。

リーキーガットの状態では普段害のない花粉やその他のタンパク質に過剰に免疫反応が出ることがあり、これが特定の食べ物に対するアレルギーや不耐性、IBSなどに繋がるのです。

一方、免疫反応が弱っている場合は感染症にかかります。

腸のバリアは免疫力を弱すぎず(感染症)、強すぎず(アレルギー、自己免疫疾患他)

ちょうど良い状態に調整する為に常に働いています。

これを可能にするのが植物をたっぷり食べるという事なのです☺️

いろんな植物=いろんな食物繊維=いろんな善玉菌のえさ=短鎖脂肪酸の生産=健康

私たちの食べた物は腸の壁に接しており、

腸の壁とそれらの吸収される血管の間はティッシュ1枚よりも薄い膜で隔てられています。

腸の中の物は血管の中の神経伝達物質や免疫と常にコミュニュケーションしている状態です。

腸内環境は今この瞬間も絶え間なく、精神状態や身体の健康状態に多大な影響を与えているのです。


バランスのよい腸内の微生物環境とは

種々雑多の植物から、多様な食物繊維を得る事で形成されます。

簡単に言えば私たちが1週間に最低30種類の植物を食べる事で開発でき、

それを続けることで強化&保持できるのです。

減量、抗酸化対策、免疫力アップ、感染症予防、生活習慣病予防、

便秘、下痢、腸内環境改善に。

または単に野菜不足が気になる方も是非一緒にどうぞ🌈

ただし減量したくない場合は量や回数を増やして調整くださいね!

生の植物食品は量が増して大量に食べにくいですが

蒸したり火を通すとたくさんの量を食べることができますよ。

それから、乾燥状態の豆は必ず火をよく通した状態でご利用ください。



なんで土曜日?

現在、一緒に実践中の参加者と私の都合に合う土曜日にしていますが

もちろん個人のペースで週1程度行えば良いと思います😄

私は日本時間に合わせて金曜日夕方から土曜日夕方に行います。

自分にとって行いやすい時間帯で24時間を選ぶとより簡単です。

習慣として、また誰かと日程を合わせて行う事でモチベーションアップになるようです。


追記

菜食を応援するレシピ集を定期的に作りたいと思います。

ボリューム1のダウンロードはこちらから可能です。



病気の予防・食事のご相談🌱

減量、病気の予防、バランスのとれた健康的な食生活、またはこれから菜食を目指す皆さんをドイツで職業訓練を受けた栄養士がサポートします。 特定の食事法を批判したりこちらから強制することはありませんのでご安心ください。 じっくりお話を聞き、ご希望の結果に近づけるようお手伝いさせていただきます。 ベルリンでの栄養と菜食料理に関するワーショップは現在木曜日、土曜日に承っております。