体の酸化を防ぐお茶や食事

アルカリ茶、という名前のお茶が

ドイツではスーパーにもドラッグストアにもお手頃に販売されています。

アルカリ茶自体はアルカリ性ではないのでご安心を。

飲んで代謝された後、体の酸化を防ぐようなハーブのブレンドとなっております。

このお茶はかなり便利なブレンドだと思っていて、

私はきらすことなく買っています。

美味しいかって言われると、、、

まずくは無いですが

あまり味に特徴のないハーブが大半ですので

ほぼ生姜とメリッサの味にかき消された感じの控えめなお味です。

飲みやすいです。

d.m.に1ユーロくらいで売っていますのでドイツにいらっしゃる方、

よかったらお試しください↓

内容は、、、

ブレンネゼル (いわゆるネトル)3割

オーツ麦のウィートグラス 3割

シャヒテルハルム(ドイツのスギナ)3割

生姜少々

メリッサ(レモンバーム)少々


ブレンネゼルはなんといってもデトックス効果。

オーツ麦のウィートグラスは

酸化した体をアルカリ性の影響を与えてくれるもので、

リウマチや痛風の人、さらには(ケトン体で酸化するような本気の)断食後にも飲まれるお茶。

シャヒテルハルムも酸化したコンディションが原因の

痛み軽減によく飲まれるお茶。

メリッサはさほど美味しくないハーブのお味をカバーするだけでなく

他のハーブの効能をアップさせるすごい植物です。


トレーニングの後なんかも体が酸化しやすいので、私的にはこのブレンドを

運動後に飲めば筋肉痛にもなりにくい気がしております🤔

その日の活性酸素を抑えるべく、毎晩1度は必ず飲みます!

さて、

食事には体に酸性の影響をあたえるものと、

中性の影響を与えるもの(例えば水)、

そしてアルカリ性の影響を与えるカテゴリーが存在します。

人間は生きているだけでも、活性酸素をつくり、

酸素を二酸化炭素(酸性)と交換しているので体の中は勝手に酸性に傾きやすくなっています。

この酸化した物質は尿や呼吸でもある程度は排出されますが、

いかに食事で身体の酸化を防ぐかということは大切なポイントです。

美味しくぱくぱく食べるようなものは概ね酸性の影響を与える品々です😂

目安として、日常的に

アルカリの影響を与える食物を8割選択するように心がけ

2割程度の範囲で酸性の影響を与える食物を選ぶと体の酸化を抑えるのに役立ちます。

これが、結構難しい!


酸化を促すものは

動物性食品全般、そして穀物全般、豆、種、ナッツ。

酸化を抑えるものは

野菜、果物全般。

(専門的にはPRALという数値でこの程度が示されまので気になる方は調べてみてください。)

つまり、ヴィーガンの場合は

野菜、果物をお皿にたっぷり載せて、あとは穀物、豆、種、ナッツを選ぶ感じになります。

では、混合食の場合はどうでしょう?

野菜、果物をお皿にたっぷり載せて、あとは乳製品?肉?魚?

それだと、ヴィーガンと比較して食物繊維がだいぶ少ない状態です。

なぜなら野菜と果物はいくら食物繊維を含んでいても9割が水分ですし^^

動物性食品には食物繊維は全く含まれませんので、

2割を全粒穀物、豆、種、ナッツから選ぶか、

動物性食品から選ぶかでは大きな差が発生します。

ということで、

体の酸化を防ぎ、健康を促進できるような菜食の割合は

以下の図をご参考にどうぞ❣️













病気の予防・食事のご相談🌱

減量、病気の予防、バランスのとれた健康的な食生活、またはこれから菜食を目指す皆さんをドイツで職業訓練を受けた栄養士がサポートします。 特定の食事法を批判したりこちらから強制することはありませんのでご安心ください。 じっくりお話を聞き、ご希望の結果に近づけるようお手伝いさせていただきます。 ベルリンでの栄養と菜食料理に関するワーショップは現在木曜日、土曜日に承っております。