光りに耐性がないから注意のビタミンB2

ヴィーガンにとっては、毎日とやかく言われれる

鉄分、カルシウム、タンパク質、ビタミンB12などのレギュラーメンバーと違い、

なかなか存在感の薄いビタミンB2(リボフラビン)

実はビタミンB2は統計的には鉄分やカルシウムと同等に不足の注意が必要な

カテゴリーに分類されるんですよ😲


さて、ビタミンB2のお仕事はエネルギーの代謝で

脂肪、炭水化物、タンパク質の代謝に関わっています。

そして赤血球の形成、抗体の形成、皮膚や髪、爪の健康維持などさまざまな役割を担っています。

菜食生活におけるビタミンB2源

は野菜やキノコ類、ナッツ、種、豆、穀物などです。

さらには穀物や豆類などは発芽させることで、含有量を大幅に増やすことができることがわかっています❣️


では問題です。

ビタミンB2を含む食品は菜食でも十分取り入れられていそうですが、

どうして統計的には不足の注意が必要な栄養になっているのでしょう。


こういうガラスの瓶に食品を入れてディスプレイするのが流行っていますね。

ですが、ビタミンB2は光に弱いので明るい場所にはおきっぱなしにしないよう

注意する必要があります。

それから、ビタミンB2は水に溶ける性質があるため

食品を切ってから洗うなどすると栄養は流れ出てしまいます。

そして肝臓でのこのビタミンの貯蔵能力は非常に限られているため、

毎日継続して摂取することも重要になってきます。

幸い、他のビタミンB群に比べて熱に強いという性質があるため

例えば味噌汁のように煮汁ごといただくような料理に利用すると、

水に溶けだした部分も無駄になりません。

私のおすすめビタミンB源はニュートリショナルイーストです。

ご存知ですか?

ニュートリショナルイーストは天然の素材で味が良いだけでなく、

基本的には添加物であるビタミンB12を除いたすべてのビタミンB群を高濃度に含んでいるため、非常に効率の良い栄養源となります。

(ちなみに鉄分もタンパク質も多く含まれます。)

含まれるビタミンB群の量は商品によって異なりますが、

商品によってはわずか10gのフレークで1日の必要量の3分の1程度を摂取することができるものもあります。

それ自体が美味しい味がするわけではありませんが

大抵の料理に加えると少しコクを出すことができますし、トッピングやヴィーガンチーズのレシピにも役立ちますので、調味料として暗室保管されるのも良いと思います☺️


最後におさらいです❣️

ビタミンB2は植物性食品にも十分に含まれてはいますが、

意図せず保管状況と調理工程で損なわれやすい栄養であり、

体に溜めておくこともできない水溶性ビタミンのため

毎日必要です。

ご注意ください☺️




病気の予防・食事のご相談🌱

減量、病気の予防、バランスのとれた健康的な食生活、またはこれから菜食を目指す皆さんをドイツで職業訓練を受けた栄養士がサポートします。 特定の食事法を批判したりこちらから強制することはありませんのでご安心ください。 じっくりお話を聞き、ご希望の結果に近づけるようお手伝いさせていただきます。 ベルリンでの栄養と菜食料理に関するワーショップは現在木曜日、土曜日に承っております。