ヘルシーな食べ物は無い?
私が栄養について勉強していたり、菜食や健康に興味があることがわかると
周囲の人たちはすぐこう質問してきます。
”何食べれば体にいいの?”
そして、私はこの質問に対して具体的な食品名を挙げることができません。
なぜなら、長年自称健康おたくとして生きる中で、
”この世にヘルシーな食べ物など存在しない”という大発見があったからです。
何世紀も薬として用いられたり、食用にもされたスーパーフードやスパイス、
アミノ酸バランスの良い食品。
ビタミン、ミネラルの豊富な食品。
高い抗酸化作用のある食品。
オーガニック食品。健康食品etc.
私たちが口にする食品には健康を促進するための栄養素がいくつもあることは事実です。
ヘルシーだと誰か(大体販売業者)に定義される食べ物はたくさん存在します。
毒性学の父と呼ばれたパラケルススもこう言い残しています。
「全てのものは毒であり、毒でないものなど存在しない。
その服用量こそが毒であるか、そうでないかを決めるのだ」
と。
事実、人間は水を飲んでさえ中毒を起こすことがあります^^:
そう、実際のところ人を健康にしてくれるのは
食材だけではなく食事のパターンや量もです。
それが基本となり加えて睡眠、運動、リラックスなど
様々な要素なのです。
そして時には
何かを食べる事よりも何かを食べるのを辞める事が
健康を促進する場合すらあります。
ではあなたがもっと健康になるために何ができるでしょうか?
2つだけ書きたいと思います。
(1)食事と食事パターンはセットで変えよう。
私たちはどのような食べ物をどれだけ食べても自動的に健康になるようにはできていません。
長期的にも健康を促進するために食生活を見直しましょう。
植物ベースの食品(野菜、果物、豆類、ナッツ、オイル、種子などの植物たんぱく質)には、病気予防に役立つ抗酸化化合物であるファイトケミカルがたくさん含まれています。
ヴィーガンやベジタリアンになるのは難しいとしても、
現在の食生活の中に十分な植物性食品を取り入れましょう。
(2)お腹がいっぱいになったら食べるのを止めよう。
多分体に良くない!でもどうしても食べたい!
というものは量やスピードを意識して食べましょう(笑)
落ち込んだ気分を上げる手取り早い方法に甘いものを食べるという方法がありますね。
人は退屈を感じたり、傷ついたり、ストレスを感じていても
食欲を満たして解決しようとする事があります。
お腹がいっぱいになっても次々と口にものを詰め込んでいませんか?
だって、そこにあるから....
自分へのご褒美は不注意にではなく意識して与えましょう。
あ、そうでした!
スーパーマーケットなどでよりヘルシーな食べ物を選ぶ名案があるので
次回はそれについて書きたいと思います^^
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