朝、鉄分を摂る為にできる事
ベジタリアンからヴィーガン(完全に菜食)になって、
私の中では朝食に関する2つの大きな変化が起こりました。
1つ目は必要があれば朝食をとるようになったこと。
2つ目は朝食と同時にはコーヒーを飲まなくなったことです。
NO コーヒーNO ライフ!
コーヒーを愛してやまない人間(私)が
なぜ3度の飯より愛するコーヒーを朝食時に飲まなくなったのでしょうか。
そして、
長年朝食を食べない暮らし
つまり、食事の回数が少ないことで消化にかかる負担も少なく、短い睡眠時間でもスッキリ起床でき、血糖値も安定してビシッと生産性を上げることができ、食後眠くなる心配も無い状態を
かなり気に入っていた私が
なぜアラフォーの今、朝食をとる事があようになったのでしょうか。
それについて、書きたいと思います。
ヴィーガンになって私が朝食をとるようになった理由
その理由は私の活用している菜食における栄養を満たすためのチェックリストにあります。
単純に、1日の栄養を満たすために食べる項目に印をつけるには
1日、2回未満の食事では間に合わなくなったからです。
大食いできる方ならまとめて食べれば問題ないでしょうが、
元来少食な私には1日かけてちょこちょこ食べる方法でなければ実現不可能でした。
全部は無理だとしても、チェックリストを満たすことを意識して食事できなければ慢性的に栄養不足に陥ります。不健康に見えたり、本当に健康を損なってヴィーガンを辞めてしまう未来が待っているとも言えます^^:
タンパク質も植物性食品だけで補おうと思えば1日あたり結構な量になりますよね。
※もちろん、素晴らしい腸内フローラをお持ちの方で必要な栄養を全て腸内の微生物や自然のエネルギーから合成してしまうミラクルな方ならこのリストも朝食も必要ないでしょう。
ですがその自覚がないヴィーガンのための一般的な栄養チェックリストです。
実際、そのようなミラクル体質の方は結構いらっしゃいますが(驚)
ヴィーガン歴7年未満の中には不食や極端な少食でそこまで元気に暮らせる方は
いらっしゃらないのではないかと予想します。
私も、少食な完全菜食主義者でなければ朝食などとる必要はないと今でも確信していますし
1日の栄養を重視するよりも大事な用(長距離移動や大事な勉強、午前中結構動く仕事など)があるときは活発に、身軽に動けるように今でも朝食はとりません^^
ただし普通の1日であれば上記リンクの栄養チェックリストを偏りなく満たせるよう頻食しています。
朝食で複雑な炭水化物を食べれば、トーストや菓子パン、おにぎりを食べた後のように
お腹いっぱい=眠くなったりはしません。
(例えばこういうもの)
最近は朝から眩しいくらいにお天気の良いベルリン、
週2回は朝食としてジムの日ブレンドを食べて飲んでトレーニングに行きます。
私のジムの日ブレンドは
カシューナッツ、ココナッツミルク、バナナ、ビーツ、ベリーのこってりスムージー 。
(作りません、買ったやつです↑)
ヴィーガンになって私が朝食でコーヒーを飲まなくなった理由
これも、実は豆やいろいろな種類の穀物を少食に食べることが増えたことに強く関わっています。
植物性の鉄分(非ヘム鉄)はただでさえ吸収率が低いのですから
コーヒー(やタンニンを含むお茶類)を飲むことによって吸収率を邪魔したくないのです。
せっかく鉄分、亜鉛たっぷりの穀物やミネラルの入った朝食ととった時
コーヒーを一緒に飲んだら栄養を得られず無駄ですよね^^:
ですから私は朝食にはビタミンC源としてオレンジジュースやハイビスカスティーを合わせて、
コーヒーは食後30分以上間隔をあけていただきます。
(例 牛レバーよりも鉄分を多く含むチアシード 10gあたり0.79mg)
ここドイツの休日の家族団欒のように朝食時間が1時間以上ある状況では
朝食時コーヒーを飲める計算になりますね^^:
食事(消化吸収)をしていない時はブラックのコーヒー、飲みますけどね!
余談。
私が朝食をとらない時代に実家に帰省した際、両親によくこう言われました。
”あんた、朝ごはんを食べないと低血糖でぶったおれるよ!ヽ(`Д´#)ノ ”
、、、と。
じゃあ何のために昨日晩御飯食べたの?って思いませんか。
人体は今さっき得た栄養だけで稼働しなければならないほど、
ポンコツではありません^^:
エネルギーはグルコースとして肝臓に蓄積され、
血糖値が低くなったときはちゃんと出して調整してくれます。
朝ごはんを食べないぐらいで低血糖でぶったおれる方は
朝ごはんを食べなかったことではなく、肝機能が低下するほどの悪影響を与えてきた
それまでの食生活を見直してみましょう^^
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