フルーツは自然のキャンディー

私がヴィーガンになって、

ベジタリアンだった頃の自分と比較して、研ぎ澄まされた感覚の一つに

”味覚”というものがあります。


ところが興味深いことに、

味覚の中でも塩味と甘味を以前より敏感に感じ取るようになったのです。

以前はちょうど良いと思っていた、スナック菓子や味付けされた加工品が

ギョッとするほど塩辛いと感じるようになり、

以前は酸っぱいと思っていた果物やフルーツティーに甘みが感じられるようになりました。



もちろんレモンは今でも普通に酸っぱいですよ。

ですが、いちごやパイナップル、キウイ、ヨハネスベリー、ルバーブなどは酸っぱくて

長年苦手だったのですが、今や十分甘みを感じられすごく美味しいのです。

そして酸っぱい果物を食べても胃痛を起こさなくなりました。

胃の方もついでに最適化されたようです^^


体が、フルーツの甘みと美味しさに目覚めると人生が変わります。

フルーツが甘いとそれでお菓子を食べているような気分になり

自然にお菓子(砂糖)断ちができてしまうからです。



フルーツがお菓子と同等な存在になるって、

一体どんな日常でしょう。


それは

”ハーーアァ、今日は疲れた、、、、なんか甘いものが甘いものが食べたいなぁ。。。”

という時に思い浮かべるのは


こっち↑じゃなくて

こっち↓になるという事です。


ほんと信じ難い味覚の変化ですね。

同じいちごが今は洋菓子みたいに美味しいんですから。



白砂糖には強烈な中毒性があります。

その中毒性から解放されるには私の場合最低1週間は我慢の砂糖断ちを要しますが

一度砂糖の魔の手から解放されると

次に何かのきっかけで白砂糖を口にするそのXデーまで

砂糖欲は休眠状態に入ります。

その間お肌の劣化をストップできますよ。



いやいや、ヴィーガン(完全菜食主義)って

別に植物性だし砂糖は食べていいんじゃない??

と、思う方もいらっしゃるでしょう。

もちろん、食べていいんですよ。

自分にできる範囲で食べ物を選んだり控えたり調整すればいいと思います。


ですが、一つ心に留めておいてください。

世の中の、というかビーガン率15%と言われるここベルリンの

自称ベジタリアン、ヴィーガンのうちどれほど多くの人々が

知らぬ間に砂糖に取り憑かれ^^:体調を壊したりシワシワに老けている事か.....

動物性食品を避けようとするあまり、植物性スウィーツに現実逃避

してしまうんですねぇ。


今日だけ食べよう、あと1つだけ食べよう、では済まない中毒性がお砂糖の恐ろしさです。

1カップのアイスクリームを1週間かけて徐々に食べられるストイックな人は稀ですよね。



















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