菜食は健康的か否か
この世の中は矛盾だらけだ!
皆さんもそう思ったことがあるでしょうか。
栄養を勉強していると、
どっちを信じればいいかわからないようなデータと毎日のように遭遇します。
例えば、菜食というテーマを1つ例に挙げるとしましょう。
”菜食ってどうなのー?”
と思って、まずなんとなくネット上で検索しますね。
キーワード 菜食 健康
だと、こういう具合に1,550,000件の情報にヒットします。
では
キーワード 菜食 不健康 ならどうでしょう?
27,900件の情報にヒットしました。
これは、このブログを書くために今さっき検索した結果ですので
随時ヒットする内容は変わると思いますが
菜食が健康か不健康かという検索結果だけでも
日本語だけでも読みきれないほどの検索結果があるので
世界中にはこの何倍もの情報があるわけです。
これだけ情報の溢れる社会ですから、
何を信じて実行するかの決定権は結局自分にあります。
肉を食べることは不健康だと主張する人がいれば、
肉を食べることは健康だと主張する人がその裏に漏れなくセットで存在しています。
理由は非常にシンプルで、
肉が不健康な食べ物として扱われたら困る社会と
肉が健康な食べ物として扱われたら困る社会が両方存在しているからで
粗悪の根源はいつもお金です^^:
では、一つの物事に関して
科学的に肯定的なデータも、否定的なデータも両方確認できる場合
私は何を根拠に信憑性を判断しているでしょう。
行動を振り返ってみて、とりあえず3つ思いつきます。
(1)実験を行なったのは誰か?
その作物、製品の販売促進のためにそもそも販売元に有利な条件
(サンプルの選び方や採りかた、統計処理の仕方)で実験されていることがあります。
例えばヨーグルトは〇〇だから体にいい。とある実験で科学的に証明されていても
その実験を実施したのがヨーグルトを製造している会社であったら当然信憑性は下がりますね、
(2)被験者の数
この〇〇はアメリカ合衆国に住む〇〇の症状をもつ58人の
70%の血圧を下げることに成功した...
みたいな、いいとこ取りをしたようなデータはあまりにも参考になりません。
色々な条件下の元で被験者が何千人もいるような実験の方が参考になるでしょう。
エビデンスは多いほど確かです。
(3)実験内容の具体性
肥満100人のグループAに日本食を、肥満100人のグループBに洋食を
1日3食30日間食べてもらったところグループAのみ平均2キロの減量に成功した。
というような研究結果があったとしたら、
もはや具体性が乏し過ぎてフィクションの域でしょう。
(個人の判断で食べた日本食ってなんでしょうか。天ぷらですか、切り干し大根ですか^^:)
以上の例外として、栄養に関することを調べる際
私が決して個人的に参考にしない2つの意見があります。
それは
・その道の権威(1名)が良いと言うのだから〇〇は体に良い
=きっとお金が絡んでいる)
・その道の経験者(経験6年未満)が良いと言うのだから〇〇は体に良い
=ちょっと鵜呑みにするには経験が浅い
体内の細胞が女性7年、男性8年くらいで生まれ変わることを考えたら、
7年くらい継続してうまく行っている人の意見を参考にしたいなと個人的には思ってしまいます。
ビタミンB12なんて体内に5年分くらい保管されていますから。
それまでの食習慣の影響でまだ元気なのか、今の食習慣の影響で今元気なのか
わからないですよね、新しい食習慣の実行期間が短いと...
ということで、
菜食は健康的か否か?
私個人は菜食は健康的だとおもっています。
このように果物、穀物、豆類、野菜のバランスのとれた菜食の話ですよ。
私自身の人体実験によれば、2018年現在かなりの健康効果を感じております。
2011年まで私は雑食者で、今より若いのにかなり不健康でしたから^^
ですが、
このブログ(VEGAN - 完全菜食健康ガイド)は
みなさんに完全菜食を勧める目的で書いている訳ではありません。
完全菜食に興味を持った方々があれこれ思案する間に、目に留めていただけるような
ヴィーガン生の声をお届けしたいと思います^^
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