体の欲するまま食べる派?

 

インテュイティヴ・イーティング=Intuitive Eating

という言葉をみなさんも聞いたことあるかと思います。

これは直感に従って体の欲するものを食べるのが体に良い。

と言う食事の取り方で流行りましたよね。



体に必要な栄養素は体が教えてくれる。

それは正しいと思うのですが、

だからといってどんな状態の体が欲するものも疑いもしないで食べるのは

危険だと私は思います。


体が欲するままに好きなものを好きなだけ食べてきた結果

肥満や糖尿病、心臓病、あらゆる生活習慣病に苦しんでいる人は

世界中にこれだけたくさんいるのですからね。



私はこう思うのです。

心身が健康である場合に限り、

足りない栄養素をちゃんと判断して適度な食欲という形で示してくれる。


ですが、体が何かを無性に欲しがる原因は

栄養不足だけではありません。


例えばストレスが原因かもしれませんし

今目の前にそれがあるから、

他のみんながそれを食べているから、

目が口より先にそれを食べて美味しいと判断してしまったから、

など様々な原因によって私たちは口に入れるものを常に選んでいます。


それから注意しなくてはならないのは中毒ですよね。

アルコールや、チーズ、揚げ物、カフェイン、砂糖、塩辛いもの刺激物など

分解過程で依存症を起こすような物質を出したり、

脳の報酬系を刺激し、幸福感や高揚感をもたらしたりするものは

体がもっと欲しいと中毒を起こしているだけであって栄養に全然関係なかったりします。


と言うことで、

そのチーズケーキを食べる前に

あなたの体が栄養不足でそれを欲しているのか

脳内麻薬が切れたからそれを欲しているのか^^

ちょっと考えてみてくださいね。



あと、

中毒か栄養不足かを判断するのに役立つ非科学的な方法がありますw


それは、

それを食べるために嘘をつく必要があるかどうかという事。

例えば家族に隠れてこっそり一人で


人参を食べたりしませんよね。

でも、アイスクリームならどうですか?タバコやお酒はどうですか?

こそこそしないといけない、

食べてない・吸ってない・飲んでいないと嘘をつかないと精神を安定させることができないなら

中毒性に操られている可能性大です^0^:

























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