今すぐ世界に貢献できるフェアトレード製品

皆さんはスーパーでお買い物、食品に添付された表示で、

フェアトレードのマークをご欄になったことがありますか?

このような物です。


フェアトレード認証済みの食品や雑貨を購入することが

開発途上国の生産者をサポートすることに繋がる。


これは誰もが一度は耳にした事があるでしょう。

でも普通の商品と、フェアトレードの商品は何が違うの??

どうしてサポートになるの?

と、疑問に思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。


今日はそんなフェアトレード(公正取引)が

どんな国際的な援助に繋がるのかという点を少しご説明したいと思います。


フェアトレードの目指すものとは

- 恵まれない人々のための開発機会の促進 生産者、特に女性や先住民の保護、児童労働の改善、

生産過程で子供達が利己的利用される事から守る事。

  -社会的公正促進による人権の保護、 環境に配慮した行動と経済的安全を確保する事。

- 市場へのアクセスを改善することによって 生産国の人々の収入、福祉を向上させる事。

 - 先進国の消費者の意識を高める事。

 -取引の透明性。

 - 社会的公正促進による人権の保護、 環境に配慮した行動と経済的安全を確保する事。

 

などなど。

経済的側面の他には社会的、倫理的な懸念がフェアトレード(公正取引)の主な意義です。

 

フェアトレードの商品価格は従来の製品に比べて

質や生産量は安定しにくく、先進国の消費者の期待を満たさない事があり、

(その為日本では販売できないものも多い)従来の商品より少し高めです。

ですがそれには生産コスト社会的および環境的コスト、企業および従業員への公正な支払い諸々が

含まれている事を考慮すれば納得できますね。




労働を強いられる多くの子供達


国際労働機関(ILO)によると就労児童数は5歳から17歳のを152百万人と推計され、

そのうち約71%が農業従事者です(International Labor Organization、2017)。

その子どもたちは大変な肉体労働と、農薬を介して健康を脅かすほど長時間仕事に携わり、

教育を受ける機会を逃し、”普通の子供”として経験できるはずの物事を経験できずに成長します。

特にコーヒー豆やカカオは 人権侵害や児童労働(社会的コスト)などが不公正な条件の下で

生産されることが多いのが現状です。

ほとんどのカカオはコートジボワールとガーナ(TransFair e.V.、2018)で栽培されていますが

コートジボワールでは5〜14歳の働く子どもの割合が40%程度と言われています。


児童労働に対する問題意識が浅く、改善へ向けての取り組みも少ない日本。

ですがフェアトレードの商品。

特にコーヒーやカカオ(を原料に作られるチョコレートやパウダー)を選ぶことで、

生産国である途上国の学校や保健施設などの社会的プログラムにの資金調達に貢献できます。


私は個人的な好みによりチョコレート系のものは滅多に食べないのですが、

カカオの配分の多いダークチョコレートかビーガン用のチョコレートを時々食べることがあります。

これらは嗜好品なので大量に消費することがヴィーガンの健康維持に繋がるかというと

そんなことはありませんが、

どうせ買うなら、なるべくフェアトレード製品を選ぼう!と、思っています。


チョコレートには体に良い成分も含まれ、栄養が無いという意味ではありません。

手頃なチョコレートにはカカオの栄養以上に混ざり物の砂糖や乳成分が多く含まれるので

食べないようにしています。




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