認知症の一因である高ホモシステイン値の事

20%を占める認知症の原因ってご存知ですか、

それは高いホモシステインレベルなんです。

ホモシステインはメチオニンというアミノ酸(タンパク質の材料)

を代謝すると産生される中間代謝物です。

メチオニンが悪いのではなく、それは必須アミノ酸なので必要ですが

本来分解されるべきホモシステインが分解されないで増えてしまうことが問題なんです。

脳のホモシステインを分解しているのは

⬇️⬇️⬇️

B12

B6

葉酸

ところで、

B12の推奨摂取量が最近変わったの、ご存知でしょうか!

B12のサプリは量が多いほど吸収できる量は少ないという

面白い性質を持っています。

低用量で毎日摂るのも、高用量を週1で摂るのも同様の効果があります。

私は忘れないように毎週水曜日に高用量を一錠舐めています(舌下錠)


認知症予防に効果がないのはB12を全く摂らない事。

特に注意しないといけないのはB12が添加されていないニュートリショナルイーストを

長年勘違いして使っている場合です。

ニュートリショナルイーストには自然のビタミンB群がたっぷりと入っていますが

B12は添加物なので、添加されていない商品も多いです。

食品に添加しやすいのは不活性型のB12(シアノコバラミン)ですので

食べた人の体で活性する保証もありません。

添加量は商品によって全然違うのでそれも要確認です☺


一方、メチオニンたっぷりの動物性食品(お肉)を毎日食べながら

B12、B6、葉酸が全部不足しているなんてことは

現代のよくある話です。

肉食する場合はB12はお肉とセットで口に入るにもかかわらず

体に吸収できる条件が揃っていなくて不足に陥ります。

(ここドイツでは大半の人が肉を食べる食生活でも大半の人がB12不足ですよね。)


ホモシステイン値が高いと認知症のみならず

アテローム動脈硬化のリスクもアップ😂❣️

冠動脈疾患による心臓発作や脳卒中も起こしやすくなります❣️


さて、

記憶力、、、、落ちていませんか?

高ホモシステイン値は記憶再生力の低下とも関係がありますよ。

心当たりがある方はこれからご注意ください👏

タンパク質はやっぱり、基本的にはホーフフードの植物性食品からどうぞ😄


この画像のセミナー動画はこちらです(英語)

https://www.youtube.com/watch?v=LpYwcTFVnv8


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